ぺちゅにあ
【子季語】
衝羽根朝顔
【解説】
ナス科ペチュニア属の植物の総称。南米原産で観賞用に鉢や花壇に植えられる。草丈は二十センチから三十センチくらい。五月から九月ころにかけて朝顔に似た花を次々に咲かせる。花色は赤、白、紫のほか絞り咲き、二色咲きながある。
【科学的見解】
ペチュニアの標準和名は、ツクバネアサガオである。アルゼンチン原産のペチュニアは、園芸上の名前にもなっているペチュニア属植物二種を交配することで生み出された園芸種である。本種は、一般的に花壇や庭先などで鑑賞目的として栽培されている。現在では、さらに改良が加えられ、様々な色合いの品種が作出されている。(藤吉正明記)