煮酒(にざけ) 三夏
【子季語】
新酒火入れ/酒煮る/酒煮
【解説】
前年に醸した酒を、陰暦の四月頃に煮返すことをいう。酒を長い間貯蔵できなかった頃の作業である。
【例句】
酒を煮る家の女房ちよとほれた
蕪村「新花摘」
夜をこめて酒煮る家や竈の火
内藤鳴雪「鳴雪俳句鈔」
大いなる泉を控へ酒煮かな
石井露月「露月句集」
【子季語】
新酒火入れ/酒煮る/酒煮
【解説】
前年に醸した酒を、陰暦の四月頃に煮返すことをいう。酒を長い間貯蔵できなかった頃の作業である。
【例句】
酒を煮る家の女房ちよとほれた
蕪村「新花摘」
夜をこめて酒煮る家や竈の火
内藤鳴雪「鳴雪俳句鈔」
大いなる泉を控へ酒煮かな
石井露月「露月句集」