氷魚(ひうお/ひうを) 三冬
【子季語】
ひを/氷魚汲む
【解説】
琵琶湖、宇治川、田上川に産する鮎の子。体長は二~三センチで半透明の白色をしている。晩秋に産卵。孵化後一、二ヵ月を経た稚魚を冬、網代や掬い網で獲る。味は白魚より淡白とされる。
【例句】
遠山にうごかぬ雲や氷魚取
松婦「田毎の日」
月影の砕けては寄る氷魚かな
松笙「類題発句集」
氷魚くへば瀬々の網代木見たきかな
松瀬青々「松苗」
【子季語】
ひを/氷魚汲む
【解説】
琵琶湖、宇治川、田上川に産する鮎の子。体長は二~三センチで半透明の白色をしている。晩秋に産卵。孵化後一、二ヵ月を経た稚魚を冬、網代や掬い網で獲る。味は白魚より淡白とされる。
【例句】
遠山にうごかぬ雲や氷魚取
松婦「田毎の日」
月影の砕けては寄る氷魚かな
松笙「類題発句集」
氷魚くへば瀬々の網代木見たきかな
松瀬青々「松苗」