読初(よみぞめ) 新年
【子季語】
草子の読初/読書始/初草子
【解説】
新年、初めて読書をすること。昔は儒家の、経書の読始めをいった。女子は「草子の読初」といい『文正草子』を読んだという。新年、改まった気分で選ぶ本は、その年の読書の成果を司るような気がして、いつもと違う気分で本棚を眺めたりする。
【例句】
孝経やあけて七つの読みはじめ
隅川「新類題発句集」
読初の一章大御心かも
石井露月「露月句集」
【子季語】
草子の読初/読書始/初草子
【解説】
新年、初めて読書をすること。昔は儒家の、経書の読始めをいった。女子は「草子の読初」といい『文正草子』を読んだという。新年、改まった気分で選ぶ本は、その年の読書の成果を司るような気がして、いつもと違う気分で本棚を眺めたりする。
【例句】
孝経やあけて七つの読みはじめ
隅川「新類題発句集」
読初の一章大御心かも
石井露月「露月句集」