名の草枯る(なのくさかる) 三冬 季語と歳時記 【子季語】 名草枯る/枯葭/枯薊/枯鶏頭/枯萱/枯竜胆/枯葛/水草枯る 【解説】 女郎花や葛、鶏頭等の名前のついている草が枯れたことを詠むことであって、「名の草枯る」という語自体を詠むことではない。 かなぐれば枝に跡あり枯かづら 杉風「喪の名残」 まぎれぬや枯れて立つても女郎花 一茶「八番日記」