花氷(はなごおり/はなごほり) 晩夏
【子季語】
氷柱(こほりばしら)
【解説】
冷房が完備していなかった頃、デパートやホテルなどに見た目に美しく涼し気な氷の柱が置かれた。
色とりどりの草花が中に閉じこめられ、思わず触れてみたくなる。最近見かけなくなったが、懐かしい風物の一つ。
【例句】
よる人の手に小扇や花氷
原石鼎「原石鼎句集」
花氷花に埋もれて溶け入るよ
原石鼎「原石鼎句集」
花氷頂の色何の影
原石鼎「原石鼎句集」
くれなゐを籠めてすゞしや花氷
日野草城「花氷」
【子季語】
氷柱(こほりばしら)
【解説】
冷房が完備していなかった頃、デパートやホテルなどに見た目に美しく涼し気な氷の柱が置かれた。
色とりどりの草花が中に閉じこめられ、思わず触れてみたくなる。最近見かけなくなったが、懐かしい風物の一つ。
【例句】
よる人の手に小扇や花氷
原石鼎「原石鼎句集」
花氷花に埋もれて溶け入るよ
原石鼎「原石鼎句集」
花氷頂の色何の影
原石鼎「原石鼎句集」
くれなゐを籠めてすゞしや花氷
日野草城「花氷」