弓始(ゆみはじめ) 新年 季語と歳時記 【子季語】 射場始/的始/弓矢始/射初/初弓 【解説】 新年に初めて矢を射ること。現在は、神社で正月の神事として行なわれることが多い。 【例句】 やつこ茶屋春の勢や弓初 許六「旅館日記」 手ごたへの雲に花あり弓はじめ 蕪村「自画賛」 雪掻きて小弓はじめや村すずめ 素丸「素丸発句集」 一ぱいにはれきる山や弓始 一茶「享和句帖」 弦音に松の響くや弓はじめ 羊几「新類題発句集」