花魁草(おいらんそう/おいらんさう) 晩夏
【子季語】
草夾竹桃
【解説】
北アメリカ原産の多年草。花の香りが花魁のおしろいに似ていたことからついた名といわれる。七~九月、円錐状にたくさんの花をつける。別名は草夾竹桃、宿根フロックスともいう。
【科学的見解】
オイランソウの標準和名は、クサキョウチクトウで、園芸種として人気の高いフロックス類の一種である。北アメリカ原産のクサキョウチクトウは、ハナシノブ科の多年草で、観賞用として花壇や庭先などで栽培されている。高杯形の花冠を茎頂に数十つけ、見ごたえがある。(藤吉正明記)