春愁(しゅんしゅう、しゆんしう)三春
【子季語】
春愁う、春思、春怨、春かなし、春の恨み
【解説】
春におぼえる愁いをいう。特別な理由がある愁いではない。花が咲き鳥が囀る季節ではあるが、ふとしたことで心がくもるのも春ならではのこと。
【例句】
春愁や灯は金殿に満つれども
赤木格堂「俳句三代集」
春愁や草を歩けば草青く
青木月斗「俳句三代集」
春愁や鏡に沈むおのが顔
日野草城「花氷」
春愁やくらりと海月くつがへる
加藤楸邨「雪後の天」
【子季語】
春愁う、春思、春怨、春かなし、春の恨み
【解説】
春におぼえる愁いをいう。特別な理由がある愁いではない。花が咲き鳥が囀る季節ではあるが、ふとしたことで心がくもるのも春ならではのこと。
【例句】
春愁や灯は金殿に満つれども
赤木格堂「俳句三代集」
春愁や草を歩けば草青く
青木月斗「俳句三代集」
春愁や鏡に沈むおのが顔
日野草城「花氷」
春愁やくらりと海月くつがへる
加藤楸邨「雪後の天」