夏炉(なつろ)三夏 季語と歳時記 【子季語】 夏の炉、夏火鉢 【解説】 単に炉では冬の季語。夏であっても北国や標高の高い地域などで は炉を焚くことがあり、冬とは異なる趣がある。 【例句】 ふるさとへ来てうつしみの夏炉擁 す臼田亜浪「定本亜浪句集」 木曽人は雨寒しとて夏炉焚く 松本たかし「鷹」 旅衣濡れしをあぶる夏炉あり 松本たかし「ホトトギス雑詠選集」