零余子飯(むかごめし)晩秋
【子季語】
ぬかご汁
【解説】
山芋の葉のつけ根に生ずる珠芽を炊き込んだご飯。醤油で薄く味をつけ、細かく刻んだ柚子の皮や紅しょうがなどを添えて食べる。
【例句】
比の匂ひ蘭にもせうか零余子飯
呉老「発句題叢」
野分あとの腹あたためむぬかご汁
原石鼎「花影」
寂しくばたらふく食しねむかご飯
日野草城「花氷」
【子季語】
ぬかご汁
【解説】
山芋の葉のつけ根に生ずる珠芽を炊き込んだご飯。醤油で薄く味をつけ、細かく刻んだ柚子の皮や紅しょうがなどを添えて食べる。
【例句】
比の匂ひ蘭にもせうか零余子飯
呉老「発句題叢」
野分あとの腹あたためむぬかご汁
原石鼎「花影」
寂しくばたらふく食しねむかご飯
日野草城「花氷」