伽羅蕗(きゃらぶき/きやらぶき) 三夏 季語と歳時記 【子季語】 【解説】 山蕗を使う。三、四日水に漬けてあくを出したあと、醤油、みりん、酒などでとろとろと煮る。伽羅香のような色になるのでこの名がついた。 【例句】 伽羅蕗の滅法辛き御寺かな 川端茅舎「川端茅舎句集」 伽羅蕗を煮返す妻や今日も雨 増田龍雨「龍雨俳句集」