【子季語】
籾磨/籾摺臼/籾臼/籾引/籾埃/籾摺唄/籾摺機
【解説】
充分に乾燥させた籾を臼で摺って、玄米と籾殻に分けること。今 は籾摺機が能率よく行う。
【例句】
冬知らぬ宿や籾する音霰
芭蕉「夏炉一路」
摺り溜る籾掻くことや子供の手
芝不器男「不器男全集」
【子季語】
籾磨/籾摺臼/籾臼/籾引/籾埃/籾摺唄/籾摺機
【解説】
充分に乾燥させた籾を臼で摺って、玄米と籾殻に分けること。今 は籾摺機が能率よく行う。
【例句】
冬知らぬ宿や籾する音霰
芭蕉「夏炉一路」
摺り溜る籾掻くことや子供の手
芝不器男「不器男全集」
【子季語】
鎌納め/鎌あげ/鎌払ひ/刈上げ
【解説】
稲刈が無事終ったことを鎌に感謝すること。鎌に赤飯などを供え、 その年の収穫を家族みんなで祝った。作業に欠かせない鎌や鍬な どの道具を、大切に扱おうという思いがこめられている。
【子季語】
稲掛/掛稲/稲塚/稲叢/稲堆/稲垣/干稲
【解説】
刈り取った稲を稲架などに掛けて、天日で乾燥させること。近頃では、火力で乾燥させることが多いが、米のうま味は天日乾燥のほうがはるかに勝る。
【例句】
松原に稲を干したり鶴の声
才麿「椎の葉」
かけ稲や大門ふかき並木松
太祇「太祇句選後篇」
かけ稲に鼠鳴くなる門田かな
蕪村「安永四年句稿」
かけ稲やあらひあげたる鍬の数
白雄「白雄句集」
稲かけし夜より小藪は月よかな
一茶「文化句帖」
【解説】
秋茜は秋に見られる赤とんぼであるが、夏茜は夏に見られる赤とんぼのことである。夏茜は羽化後、それほど遠くないところで生活するが、秋茜は羽化後、集団となって山地に移動し、秋に再び平地に戻る。夏茜は秋茜に較べて一回り小さい。
【子季語】
蝉の穴
【解説】
蝉が羽化すること。蝉の幼虫は、四年から七年ほど地中に棲んだあと地上に出、木に上ったりして羽化する。背中を割って殻から抜け出た蝉は、最初、透き通るようであるが、しだいに体色も濃くなってくる。
【解説】
カメムシ目コオイムシ科に属する水棲昆虫。全国の水田や沼などに広く生息する。成虫は二センチくらいで体色は褐色。小魚や昆虫を捕らえると、口針から消化液を注入して溶けた肉質を吸い込む。四月から十月にかけて産卵する。
【解説】
カメムシ目マツモムシ科に分類される水生昆虫の総称である。全国の沼や池に広く生息する。体は細長い六角形で体色は褐色。背面泳ぎをすることで知られている。昆虫や小魚などを捕食する。
【子季語】
みづむし
【解説】
カメムシ目ミズムシ科の水生昆虫。カメムシの仲間で、全国の沼や田に広く棲息する。全体が褐色で、背中に黒い縞模様を持つ。 風船虫を入れた器に紙片を入れておくと、それにつかまって浮いたり沈んだりする。それが風船のようだというのでこの名がある。
【子季語】
河童虫/高野聖/どんがめ
【解説】
コオイムシ科の水生昆虫。カメムシの仲間で、全体が黒褐色。昆虫や蛙などを水中で捕まえて体液を吸い取る。田に棲むカメムシの意でこの名がある。
【子季語】
瓜葉虫/瓜虫/守瓜
【解説】
ハムシ科の昆虫。冬を越した成虫は五月ころ活発動き出し、瓜の葉にとりつく。背は褐色で腹部と足は黒い。幼虫は瓜の根を食べて被害を与える。