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季語と歳時記

きごさい歳時記

作成者アーカイブ: dvx22327

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春挽糸(はるひきいと) 三春

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【解説】
夏引く繭がでるまで、前年の繭から糸を引くこと。夏引糸よりも品質が落ちるとされる。

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蚕卵紙(たねがみ) 晩春

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【子季語】
種紙/さんらんし
【解説】
蚕蛾が卵を産みつけた紙をいう。養蚕農家は業者からこれを買い孵化させた。

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桑売(くわうり/くはうり) 晩春

季語と歳時記

【解説】
蚕を育てるための桑を売ること。蚕の食欲は旺盛で、ときに桑の葉が足りなくなることもある。桑の葉が余っているものはそれを売り、足りないものは買って急場をしのいだという。

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牧開(まきびらき) 仲春

季語と歳時記

【解説】
春になって牧場に牛や馬を放つこと。春の訪れを実感できる事柄である。

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海苔掻き(のりかき) 初春

季語と歳時記

norikaki【子季語】
海苔採る/海苔粗朶/海苔ひび/海苔簀/海苔舟/海苔砧/海苔籠/海苔干す
【解説】
海苔を採取すること。海苔は岩などにもつくが、ほとんどは養殖ものである。海中の浅いところに竹製の支柱を立てそれに網を貼って着生させる。冬から春にかけて、充分に成長した海苔を舟に乗って採取する。

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若布刈る(わかめかる) 三春

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【子季語】
若布刈/若布採る/めかり/若布刈舟/若布刈鎌/若布刈竿/若布干す
【解説】
若布は、北海道から九州にかけて生育する海草で、日本人に古くから食されてきた海草。三月頃、長さ二メートルくらいになったものを、竹竿に鎌をつけて刈り取る。五月頃までの作業である。

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慈姑掘る(くわいほる/くわゐほる) 三春

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【解説】
慈姑は、オモダカ科の水生多年草で水田で栽培される。塊茎を食用とし、「芽が出る」縁起の良い食物として正月料理にもなる。前年の十二月から四月頃までが収穫期である。
【例句】
花に行く群集の道やくわゐ掘り
嘯山「葎亭句集」

かげろふや泥脚乾くくわゐ掘
几董「晋明集二稿」

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野老掘る(ところほる) 初春

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【解説】
野老はヤマノイモ科の蔓性多年草。根茎から多数の髭根を出す。その様子を老人の白い髭にみたてて野老という名がある。春に根を掘って食用にする。
【例句】
この山のかなしさ告げよ野老掘
芭蕉「笈の小文」

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菖蒲の根分(しょうぶのねわけ/しやうぶのねわけ) 仲春

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【解説】
冬に枯れてしまう菖蒲も春には多くの新芽を出す。根が込みすぎると勢いがなくなるので、株を分けて菖蒲田などに植える。

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萩の根分(はぎのねわけ) 仲春

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【子季語】
萩植う
【解説】
春になって新芽のでた萩の古株を分けること。根が張りすぎて木の勢いが衰えることを防ぐためである。

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