【子季語】
肥背負/肥曳き初/持初
【解説】
新年初めて田や畑へ肥料を施すこと。またはその行事。地方によってその期日は異なる。
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綿打始(わたうちぞめ) 新年
【解説】
年が改まって初めて綿打ちをすること。綿打ちは綿打弓などを使って綿の不純物を取り除き、綿をやわらかくする作業。その年の綿が豊作であるようにとの願いがこもっている。
【例句】
燈明に綿打初のほこりかな
高田蝶衣「青垣山」
織初(おりぞめ) 新年
【子季語】
機始/初機/機場始/機屋始
【解説】
新年初めて機を織ること。一般的には二日とされていた。
綯初(ないぞめ/なひぞめ) 新年
【子季語】
縒初/捌初/叩初/縄祝
【解説】
正月、牛馬用の縄や荷縄などを一把だけ綯って仕事始めの儀式とする、地方により名称と日取りが一様でない。二日から四日に行われる例が多い。
籠乗初(かごのりぞめ) 新年
【子季語】
初駕籠
【解説】
かつて駕籠に乗っていた時代、新年初めて乗ることを言った。
初門出(はつかどで) 新年
【子季語】
初朝戸出/初戸出
【解説】
新年初めて家の門を出ること。初日を拝んだり、初詣に出かけたりする外出である。旅立ちとは限らない。
初茶杓(はつちゃしゃく) 新年
【子季語】
初削/削初
【解説】
茶杓は抹茶をすくう道具。新春の茶席では初削りの茶杓を使うことが多い。
掛柳(かけやなぎ) 新年
【子季語】
柳掛く/結柳
【解説】
枝垂れ柳を輪にして青竹の花筒に長々と生ける。正月の茶会の床飾りは、椿と柳を用いるのが約束となっている。
生初(いけぞめ) 新年
【子季語】
生花始/挿花始
【解説】
年が改まって初めて花器に花を生けること。生花の師匠などの催す稽古始めを指す場合もある。
初火事(はつかじ/はつくわじ) 新年
【解説】
新年初めて起きる火事のこと。火事は出さないことが一番。正月のめでたさも吹き飛んでしまう。
