【子季語】
憂国忌/由紀夫忌
【解説】
小説家で戯曲家の三島由紀夫の忌日。一九七〇年十一月二十五日に「盾の会」のメンバーらと自衛隊の市ヶ谷駐屯地に乱入し割腹自殺をとげる。作品に『仮面の告白』『禁色』『潮騒』『金閣寺』『豊饒の海』など。唯美的な作家であった。
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浪化忌(ろうかき) 初冬
【解説】
陰暦十一月十七日。蕉門の俳人であり浄土真宗の僧である浪化の忌日。父は東本願寺14世法主琢如。俳句は初め季吟に師事したが、のち向井去来に学ぶ。後、去来を通じて芭蕉に学ぶ。芭蕉への敬慕が深く、芭蕉死後は、芭蕉の遺髪を得て黒髪庵を建立している。句集に『有磯海』『となみ山』などがある。元禄十六年(一七〇三年)没。
来山忌(らいざんき) 初冬
【解説】
陰暦十月三日。江戸前期に活躍した談林派の俳人小西来山の忌日。一六五四年(承応三年)大坂のの薬種商のいえに生まれる。西山宗因俳諧を学び、大坂談林派の興隆に大きな功績を残した。一七一六年(享保元年)十月六十二歳で没した。
東叡山開山忌(とうえいざんかいさんき) 初冬
【解説】
慈眼大師忌陰暦十月二日。上野寛永寺を創建(寛永元年)した天海大僧正こと慈眼大師の忌日。天海大僧正は徳川家康の参謀として、家康の天下取に大きく貢献した人。家康の死後、秀忠、家光にも使え、百六歳で天寿を全うした。寛永二十年没。この日、寛永時では忌日法要が行なわれる。
御潔め祭(おきよめさい) 晩冬
【子季語】
聖燭祭/シメオンの祝日
【解説】
二月二日。マリアがイエスを産んだ四十日後であり、出産の穢れを祓う供物をマリアが神に捧げた日とされる。この日、蝋燭が教会で聖別される。聖別された蝋燭は聖書を読んだり、死者に灯したりするために使用される。
聖家族祭(せいかぞくさい) 晩冬
【子季語】
聖家族の主日/ナザレの聖家族の祝ひ
【解説】
聖家族とは、ナザレに住んでいたイエスの父ヨゼフ、母マリア、幼子のイエスの三人の家族のこと。その信仰の家族に思いをはせる日である。クリスマスのあとの日曜日に行われる。
公現祭(こうげんさい) 晩冬
【解説】
御公現一月六日。東方の三博士がベッレヘムに集まり、幼児キリストを拝した日とされる。神がキリストという人間の姿で世に現れたことを記念する日である。
聖胎祭(せいたいさい) 仲冬
【子季語】
童貞聖マリア無原罪の御孕りの祝日/無原罪の聖マリアの祭日/聖胎節
【解説】
十二月八日。マリヤの母アンナがマリアを身ごもったとされる日。
聖ザビエル祭(せいざびえるさい) 初冬
【解説】
十二月三日、フランシスコ・ザビエルが永眠し日である。ザビエルは日本最初の宣教者で、日本の守護の聖人とされる。東洋で布教活動し、一五五二年中国で没した。
鬼走(おにばしり) 晩冬
【解説】
滋賀県湖南市の長寿寺と常楽寺で一月中旬に行われる伝統行事。住職の読経が響くなか、本堂内を赤鬼と青鬼に扮した数え年十五の男子が槍や太刀を持って走り回り、悪霊追放や家内安全などを祈願する。奈良時代に始まったといわれ、古くは大人社会の仲間入りの儀式であった。
