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季語と歳時記

きごさい歳時記

作成者アーカイブ: dvx22327

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羽子(はね)新年

季語と歳時記

hane-ph【子季語】
胡鬼の子、羽ごの子、羽子つき、羽子つく、つくばね、飾羽子、羽子日和、串羽子
【解説】
むくろじの実に竹ひごをさしその先に雉や鴨の羽根をつけたもの。室町時代の「こぎ(胡鬼)の子勝負」が羽根突きの起源といわれ、「こぎ(胡鬼)の子」が現在の羽子にあたる。羽子の飛ぶ姿が病気を運ぶ蚊を食べるとんぼに似ていることから子供が蚊に刺されないお守りともされた。
【例句】
羽ごの子や落くる空に筑波山
蓼太「蓼太句集三編」

つく羽の下りる際なり三日の月
一茶「七番日記」

その中に羽子つく吾子の声すめり
杉田久女「杉田久女句」

前髪に二つはさむや羽根大事
村上鬼城「鬼城句集」

産土神や羽子日和なる山の端に
松本たかし「野守」

隠元豆(いんげんまめ)初秋

季語と歳時記

【子季語】
菜豆、唐捧豇、隠元豇、莢隠元、鶉豆
【解説】
南アメリカ原産。明の僧隠元禅師が持ち込んだのでこの名が付いたといわれている。細長い莢が青く軟らかいうちは莢隠元として料理に使われ、熟した豆は煮たりキントンなどの料理に使われる。
【科学的見解】
インゲンマメの標準和名は、フジマメと呼ばれている。本来の原産地ではつる性多年草であるが、日本においては一年草として広く栽培されている。その他の別名としては、センゴクマメやアジマメとも呼ばれている。現在では、多数の品種が作出されている。(藤吉正明記)
【例句】
摘み摘みて隠元いまは升の先
杉田久女「杉田久女句集」

塀内や一つの垣の隠元豆
松瀬青々「妻木」

源五郎(げんごろう、げんごらう)三夏

季語と歳時記

【子季語】
源五郎虫
【解説】
水田、池、沼などに生息するゲンゴロウ科の昆虫。楕円形で体長は三センチくらい。後脚二本を一緒にうごかし移動する。一部の地方では食用にされるほど多かったが、現在は農薬の散布や護岸工事などで数が減っている。子供の疳の虫に効くともいわれている。

ショール 三冬

季語と歳時記

【子季語】
肩掛
【解説】
防寒やファッションのための女性用の衣類で、肩にかけて用いる。材質は絹・羊毛などである。
【例句】
身にまとふ黒きショールも古りにけり
杉田久女「杉田久女句集」

秋日傘(あきひがさ)初秋

季語と歳時記

【解説】
秋にさす日傘のこと。暦の上では秋に入っても日射しはまだまだ強い。日焼けや紫外線の害などに敏感な女性は秋になっても日傘が手放せない。

桜桃忌(おうとうき、あうたうき)仲夏

季語と歳時記

dazaiosamu【子季語】
太宰忌
【解説】
小説家太宰治の忌日。六月十三日。明治四十二年(一九〇九年)六月十九日、青森県金木村(現五所川原市)に生まれる。本名津島修治。一九三三年より小説の発表を始め、一九三五年に「逆行」が第一回芥川賞候補となる。代表作に「斜陽」「富嶽百景」「走れメロス」「津軽」「斜陽」「人間失格」など。昭和二十三年六月十三日、東京三鷹の玉川上水に入水自殺した。発見されたのが誕生日と同じ六月十九日。この日を忌日とする歳時記もある。

氷頭膾(ひずなます、ひづなます)仲秋

季語と歳時記

【解説】
鮭の頭部の軟骨を薄く切り、大根おろしを加えて膾にしたもの。酒の肴によい。

黄水仙(きずいせん)仲春

季語と歳時記

【解説】
江戸時代に渡来した南ヨーロッパ原産のヒガンバナ科の多年草。観賞用として庭などに植えられ、切花としても用いられる。三、四月ころ、細長い葉の間から茎を立て、その頂点に黄色い花を咲かせる。
【科学的見解】
キズイセンは、ヒガンバナ科の多年草で、観賞用として庭先や公園などに植栽されている。近縁種として、同じく花冠が黄色のラッパズイセンが知られているが、ラッパズイセンは花冠の中の副冠がラッパ状に飛び出ているため、本種と形態の差異で容易に区別することができる。(藤吉正明記)
【例句】
黄水仙に尚霜除のありにけり
長谷川零余子 (ホトトギス)

咲き疲れひれ伏しにけり黄水仙
松本たかし「松本たかし句集」

甘皮のなかにつぼみて黄水仙
長谷川櫂「果実」

鑑真忌(がんじんき)仲夏

季語と歳時記

【解説】
律宗の開祖である帰化僧鑑真和上の忌日。中国から十年余の歳月を経て渡来。七五九年に唐招提寺を建立した。七六三年五月六日入滅。唐招提寺では六月六日に忌日法要が行われる。また唐招提寺に伝わっている鑑真像は、日本最初の肖像彫刻といわれている。

馬追(うまおい、うまおひ)初秋

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【子季語】
すいつちよ、すいと、くだまき
【解説】
バッタ目ウマオイ科の昆虫。馬子が馬を追うときの声のように鳴くので馬追と名づけられた。別名スイッチョ。他の虫より早く七月頃から鳴き出す。
【例句】
馬追やきらりきらりと夜の雨
長谷川櫂「虚空」

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