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季語と歳時記

きごさい歳時記

カテゴリーアーカイブ: d生活

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咳(せき)三冬

季語と歳時記

【子季語】
しはぶき、咳く
【解説】
寒さや風邪などの病気により、喉や気管に刺激を受けて短く強い 息が起こる。これが咳であり、身体の防御反応のひとつ。湿った 咳や乾いた咳などさまざまな咳があるが、激しく咳き込む姿は傍 目にも辛いものがある。
【例句】
雪屋根の眉に迫れり咳をのむ
臼田亜浪「白道」

咳止んでわれ洞然とありにけり
川端茅舎「川端茅舎句集」

咳き込めば我火の玉のごとくなり
川端茅舎「白痴」

思ふこと多ければ咳しげく出づ
日野草城「銀」

木の芽和(きのめあえ、きのめあへ)三春

季語と歳時記

【子季語】
山椒和
【解説】
木の芽和の「木の芽」といえば山椒のこと。刻んですりつぶした 山椒の若芽を、砂糖を加えた味噌に混ぜこみ、茹でた烏賊や筍、 独活などと和えたもの。ぴりっとした山椒の味わいが口中にひろ がる、春の香りを味わう料理。

雛納め(ひなおさめ)仲春

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【解説】
雛祭の終わった後、雛人形をしまうこと。雛の顔を柔らかな和紙 で包み、細々とした道具ともども元の箱に納める。華やかな雛祭 が終わる淋しさもあり、再び箱の中にもどる雛の姿にはものの哀 れが漂う。

鹿火屋(かびや)三秋

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【子季語】
鹿小屋、鹿火屋守
【解説】
山の田畑を鹿や猪から守るため、火を焚いて獣がきらう臭いを燻 らせる。この火を鹿火といい、その番小屋が鹿火屋。ここで、番 人が一晩中、大声をあげたり、板や銅鑼などを打ち鳴らしたりし たという。
【例句】
鹿小屋の火にさしむくや庵の窓
丈草「続有磯海」

淋しさにまた銅鑼うつや鹿火屋守
原石鼎「花影」

夜店(よみせ)三夏

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【子季語】
夜見世、干見世
【解説】
神社仏閣の縁日などに、境内や参道に並ぶ食べ物や玩具などを売 る露店のこと。裸電球やアセチレンランプに灯が点りはじめると 一段と活気づく。

霜除(しもよけ)初冬

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【子季語】
霜覆、霜囲
【解説】
庭木や草花を霜の害から防ぐためのもの。藁や筵などで草木を覆 うのが一般的。蘇鉄などの亜熱帯植物を菰で包んだり、松などで も樹皮を守るために覆いをする。藁などをいぶしたりして防ぐ方 法もある。牡丹や、芍薬のような背の低い草木には藁で作った覆 いが被せられる。
【例句】
母親を霜よけにして寝た子かな
一茶「八番日記」

霜除や青きもまじる茅芒
村上鬼城「定本鬼城句集」

霜除や月より冴ゆるオリオン座
渡辺水巴「水巴句集」

息白し(いきしろし)三冬

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【子季語】
白息
【解説】
冬の朝、気温が低くなる時間帯になると、吐く息に含まれる水蒸 気が冷やされて、白く見えること。
【例句】
ながく深く白き息して身ごもれる
長谷川櫂「古志」

凶作(きょうさく)仲秋

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【子季語】
不作、凶年
【解説】
災害などでの、作物の実りの悪さをいう。かつて、稲の実りの悪 さは、人々の生死にもかかわることであった。

踏青(とうせい、たふせい)晩春

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aokihumu【子季語】
青き踏む
【解説】
春に新しく芽生えた青草を踏みながら野山に遊ぶこと。旧三月三 日に行われていた中国の風習に由来する。
【例句】
すねて住む庵や青き踏むこころ
全峨「明題集」

とこしへの病躯なれども青き踏む
川端茅舍「華厳」

踏青や野守の鏡これかとよ
松本たかし「松本たかし句集」

寒中水泳(かんちゅうすいえい)晩冬

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【子季語】
寒泳、寒泳ぎ
【解説】
川や海で、寒稽古の一環として行う。日本古来の泳法や曲泳等の 形式をもつ流派もある。

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