俳句10月号「いい俳句には発見がある!」
テーマ別「発見が決めて 名句100」の記事の中で、季語歳の高田正子理事が比喩の名句を10句揚げ、五感で広げる世界を展開しています。「ところてん煙のごとくしずみをり 日野草城」を筆頭に直喩、隠喩とりまぜて、その効果を考察(p.76)。
稲畑汀子句集『月』の世界の特集は、作者の新作5作とエッセイ、句集『月』の自選20句抄の掲載に注目。続いて、季語歳の長谷川櫂代表の稲畑汀子小論、溌剌たる心(p.142)が、8句を取り上げて作者と句集の魅力を簡潔に語っています。ビッグ対談は、「俳句のちから」金子兜太×小林恭二の元気な語りを収録。
季語歳が担当する季語検定は、秋の季語に関する10問。ちょっと今月は難問ぞろいだったかもしれません。点数に拘らず、解説を読むことで季語力、歳時記力を高めていただきたいと思います。問4、秋の七草でないものはどれですか? ①藤袴②竜胆③葛の花④薄 回答はp.236を御覧下さい。エッセイの季語の落とし穴の今月は、「後の月」です。
