俳句大会表彰式レポート(2)

作品の講評で、長谷川櫂代表は「子どものときだからこそ作れる俳句が、いい俳句。その俳句を読んだ大人も感動できる俳句を作ってください」と俳句づくりを続けるようにと呼びかけました。参加された父兄のひとりが、「表彰状に一人一人の句が書いてあるのがとてもいいです。額に入れてずっと飾っておきます」と言ってくださいました。
小学校の部で学校賞を受賞した江東区立越中島小学校は、浮津健史校長が賞状を受け取られたあと、「わが校は俳句の授業を熱心にやっています。今年の五月には、天皇、皇后両陛下が4年生と6年生の俳句の授業を参観されました。子供たちの俳句作りを熱心にご覧になり、質問もされていらっしゃいました。当日つくった生徒の作品を後日、両陛下にお送りしましたところ「生徒のみなさんによろしく」とのおことばをいただきました。俳句の授業へ両陛下がお越しいただいたことや本日、きごさいの俳句大会での受賞なども励みとして、俳句の授業に取り組んでいきます」と、スピーチされました。
中学校の部での学校賞受賞の東海大学菅生高等学校中等部の大塚哲也先生は、「教室で句会をやって経験を積んだあと、夏休みに俳句をつくる宿題を出して応募しました。その結果、学校賞をいただくことが出来て、今後の励みになります」と述べられました。
式を終えた後に、教育現場の先生方とお話する機会があり「教室で句会をやるとクラスに一体感が出てくる」「勉強ができる子が、俳句がうまいと限らない。目立たない子にスポットライトが当たるのが、俳句の授業のいいところ」「人のつくった俳句のいいところを誉めることで、他人に対する思いやりができるように思える」などのお話を伺うことが出来ました。
この大会をきっかけに『子ども歳時記』が作られることになりました。季語と歳時記の会編で、目下、編集中です。来年(2014年)2月に小学館から発売予定です。ご期待ください。
