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2026年2月7日(土) Zoom でHAIKU+、講師は五島高資さん

きごさいBASE 投稿日:2025年12月14日 作成者: dvx223272025年12月14日

「HAIKU+」の新シリーズ「戦後俳句の検証」
現在ご活躍中の俳人・俳句研究者をお迎えして、戦後の俳句に多大な影響を及ぼした俳人についてご講演をいただきます。
2026年最初のHAIKU+は、俳人で「俳句スクエア」代表の五島高資(ごとう・たかとし)さんによる「金子兜太論」です。
遠方の方も参加しやすいZoomを使ったオンライン講演です。ぜひご参加ください。

日 時: 2026年2月7日(土) 13:30から

演 題 : 人間・金子兜太に迫る

講 師:  五島高資(ごとう・たかとし)

<プロフィール> 
 1968年長崎市生まれ。ホトトギス同人・森大鈴に師事、その後、金子兜太に師事。現代俳句新人賞、加美俳句大賞・スウェーデン賞、現代俳句評論賞、日本血液学会奨励賞など。「俳句スクエア」代表、「豈」同人。日本俳句協会理事長、現代俳句協会・GHOC 現代俳句オープンカレッジ講師、日本文藝家協会会員。
句集に『海馬』、『雷光』、『蓬萊紀行』、評論に『芭蕉百句(英訳付)』、『平畑静塔の百句』など。医師(血液内科)、博士(医学)。

<講師よりひと言>
  戦後、金子兜太は前衛俳句運動の中心的存在として「造型」の俳句理念を提唱した。これは、近代俳句の根本前提であった主客二元論を超克する新たな詩法であり、対象のみならず作者自身をも対象化する「創る自分」という高次の主体を措定することで、主客一如の詩境へ到る試みである。後年、兜太が「生きもの感覚」と呼んだ生命的・体感的な共有感覚がその詩境を裏打ちすることによって兜太俳句の本領が発揮されることになる。
 本講演では、兜太の作品を精査しつつ、この造型論が俳句史において果たした意義を明らかにしたい。また、講演者自身が兜太と交わった出会いから永訣までの歳月を振り返り、人間・金子兜太の実像に迫りたい。

2026年2月7日(土) 13:30から
13:15 Zoom入室開始
13:30~15:00 講演 
15:00~15:45 長谷川櫂(きごさい代表)との対談、質疑応答     
 
<申込み案内>
1. 参加申し込み受付 1/29まで:  ここをクリック して申込みフォームからお申込みください。
2. 参加費:きごさい会員:無料  会員外:2,000円
きごさいに入会(年会費3,000円)していただければ、年4回開催予定のHAIKU+、きごさい+の参加費が無料となります。 会員外の方には後日振込先をご案内いたします。 
きごさい入会申し込みはこちら https://kigosai.sub.jp/bs/?page_id=716
3. ズームURLは、申込みされた方に2/3頃までにメールで配信いたします。かならずご確認ください。
ズームを使ったオンライン講演会です。1/29までに参加申し込みをして、2/3頃メール配信するズーム入室URLなどの案内をご確認いただかないと、当日視聴できません。よろしくお願いいたします。

「動物季語の科学的見解(両生類と爬虫類)」を追加しました

きごさいBASE 投稿日:2025年9月25日 作成者: dvx223272025年10月1日

 東海大学教養学部の藤吉正明先生による「動物季語の科学的見解」の追加です。四回目は両生類と爬虫類の20季語、

蛙(かわず)、蟇穴を出づ(ひきあなをいづ)、蝌蚪(かと)、青蛙(あおがえる)、雨蛙(あまがえる)、いもり、海亀(うみがめ)、河鹿(かじか)、亀の子(かめのこ)、山椒魚(さんしょううお)、蜥蜴(とかげ)、飯匙倩(はぶ)、蟇(ひきがえる)、蛇(へび)、蝮(まむし)、守宮(やもり)、牛蛙(うしがえる)、蛇衣を脱ぐ(へびきぬをぬぐ)、秋の蛙(あきのかわず)、冬眠(とうみん)

 以上季語の解説が新しくなりました。ぜひ、お読みください。今後は、昆虫、魚類などについての改訂も予定しております。
 なお、今回の改訂にあたって引用及び参考にした文献は以下の通りです。

引用及び参考文献
・岩村恵子(訳)(一九九九)最新ヘビ学入門、平凡社
・内山りゅう 他(二〇〇二)決定版日本の両生爬虫類、平凡社
・亀崎直樹(二〇一二)ウミガメの自然誌、東京大学出版会
・川添宣広(二〇二〇)日本の爬虫類両生類生態図鑑、誠文堂新光社
・関慎太郎(二〇〇八)身近な両生類・はちゅう類観察ガイド、文一総合出版
・関慎太郎(二〇二一)野外観察のための日本産両生類図鑑 第三版、緑書房
・日本ウミガメ協議会
https://www.umigame.org/umigamenitsuite/cn11/kyoukasho_seikettei.html
・日本爬虫両棲類学会 編 (二〇二二)新日本両生爬虫類図鑑、サンライズ出版
・比婆科学教育振興会 編(一九九六)広島県の両生・爬虫類、中国新聞社
・松井正文・前田憲男(二〇一八)日本産カエル大鑑、文一総合出版
・松橋利光・奥山風太郎(二〇一五)山渓ハンディ図鑑九 日本のカエル 増補改訂察ガイド、山と渓谷社
・松橋利光・富田京一(二〇二五)山渓ハンディ図鑑 日本のカメ・トカゲ・ヘビ、山と渓谷社

恋の俳句大賞(2025年前期)大賞はなし

きごさいBASE 投稿日:2025年9月7日 作成者: dvx223272025年9月24日

【大賞】
該当作なし

☆村松二本 選
【特選】   
月光を浴びて弥勒のやうなきみ   千葉文智
君に逢ふたびに菜の花蝶と化す   綾竹あんどれ
【入選】
日焼けして恋はキャラメルコーン味 深谷健
さよならは無色透明夏の海     折田祐美子
ゆきむしのゆの字のやうな恋でした げばげば
肩ふれて祭の夜は火の匂ひ     薮下瑞香
マヨラーの君にハムカツ作る夏   城内幸江
毛糸玉手品のように愛を編む    大野喬

☆趙栄順 選
【特選】
ぼくの右手きみの左手夕立来る   押見げばげば
ゆく春や百まで惚れて土に帰す   まんぷく
休日の香水の君知らざりき     縄田ゆみこ
ひまわりの高さのキミとキスをする 中西羽音
恋心10℃冷まして夕立過ぐ     澤田紫
【入選】
友情は恋には勝てず青林檎     尾澤慧璃
風鈴や揺れて戻らぬ恋ひとつ    長楽健司
好きですと言うには夜が足りぬ夏  後藤喜生那
山笑う少し大きなラブレター    中原壱朋
星飛んでバームクーヘン半分こ   椋本望生

☆長谷川櫂 選
【特選】
涼しさや敬語は恋の防波堤     陽子
【入選】
遠花火君の全てを忘れまじ     円美々
夕映えや湘南テラス二人の夏    倉森愛華
ぼくの右手きみの左手夕立来る   押見げばげば
日焼けして恋はキャラメルコーン味 深谷健
大好きを少しくださいかき氷    城内幸江

8/16(土) ズームできごさい+ 「平安時代の菓子とは?」

きごさいBASE 投稿日:2025年6月21日 作成者: dvx223272025年8月11日

さまざまなジャンルから講師をお迎えして季節や文化に関わるお話をお聞きする「きごさい+」
今回の講師は、きごさい+ではおなじみの虎屋文庫の中山圭子さん。
講演の後、句会もあります。(選者:中山圭子、長谷川櫂)
どうぞぜひご参加ください。

演 題 : 平安時代の菓子とは?
講 師 : 中山 圭子(なかやま・けいこ)
プロフィール:
東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。四季折々の和菓子のデザインの面白さにひかれて、卒論に「和菓子の意匠」を選ぶ。
現在、和菓子製造販売の株式会社虎屋の資料室、虎屋文庫の主席研究員。
著作に『事典 和菓子の世界 増補改訂版』(岩波書店)、『江戸時代の和菓子デザイン』(ポプラ社)、『和菓子のほん』(福音館書店)など。

講師のひと言:
平安時代の有名人といえば、昨年の大河ドラマ『光る君へ』で話題になった紫式部、藤原道長、清少納言などが思い浮かぶでしょうか。ドラマでは、菓子はあまり取り上げられませんでしたが、『源氏物語』や『枕草子』などの古典文学を読むと、椿餅やかき氷などが登場し、意外な発見があります。当時の人々の暮らしに思いを馳せながら、約1000年前の菓子の世界を探っていきたいと思います。

日 時:2025年8月16日(土)13:30~16:00  (13:15~ Zoom入室開始)
13:30~14:45  講演
14:50~15:20  句会(選句発表)
15:20~16:00  長谷川櫂(きごさい代表)との対談、質疑応答

第14回きごさい全国小中学生俳句大会

きごさいBASE 投稿日:2025年3月31日 作成者: dvx223272025年3月31日

【大賞】
ブランコに身をまかせたら花吹雪 
江東区立数矢小学校五年 市川愛莉

【学校賞】
東京都江東東区立第二亀戸小学校

【奨励賞】
大分県大分市立大在小学校
東京都江戸川区立松江第二中学校

小山正見選
【特 選】
はじっこではえほうだいのねこじゃらし
東京都江東区立第二亀戸小学校四年 金井慧
ねこじらしは勢いのある植物だ夏のうちから生え始めぐんぐんと広がるしかし広場や校庭の真ん中には生えない反対にはじこはねこじらしの天下だこれは一つの発見かもしれない。

高跳びで最後の秋を飛びこえる
東京都江東区立東砂小学校六年 城戸秀真
六年生最高学年で迎えた秋だろう最後の陸上競技会だバに向かてスタトを切る未来へ向けてのジンプだバを超えられるか秋の澄み切た空が目に映る。

ブランコに身をまかせたら花吹雪
東京都江東区立数矢小学校五年 市川愛莉
一瞬この句が目に飛び込んできた美しい光景だそうかブランコに身を任せると花吹雪になるのだまるで魔法のようではないか何かをすると何かが起こる花吹雪は奇跡だ未来は奇跡に満ちている。
【入 選】
母の日にてれくさくてもわたす花 高知県土佐市立高岡第一小学校四年 井上紗瑚
ぬけがらの数だけ夏の声になる 東京都江東区立第二大島中学校一年 髙井翼冴
あきの町中央線でかけぬける 東京都杉並区立東田小学校六年 江口華生
清水の舞台の上で夏を見る 東京都足立区立花畑中学校三年 木村美月
夕やけが体の中にしみていく 東京都江東区立数矢小学校三年 阿部希美
冬が来る一人はいるぞ半ズボン 東京都江東区立数矢小学校四年 長尾時暉
文化の日とにかく分厚い玉子焼き東京都江東区立第六砂町小学校六年橋本壮史
【佳 作】
神無月だれの物でもない広場 神奈川県川崎市立住吉小学校三年 中藤千晴
赤とんぼ人差し指を通り過ぎ 東京都江東区立越中島小学校六年 山田咲
あきのあめぞうがめのそりあるいてる 東京都江東区立第二亀戸小学校一年 前田佳穂
虹が出てすごいすごいとひとりごと 高知県土佐市立高岡第一小学校六年 片山輝将
きなこパン歯がぬけそうな冬の朝 東京都江東区立浅間竪川小学校三年 石坂大和

髙田正子選
【特 選】
りかしつに目高がいるよ生まれてた
東京都立立川国際中等教育学校附属小学校二年 亀﨑梨那
理科室の水槽を毎日のぞいていたのでしうそして今日卵がかえて小さな小さな目高が泳ぎ回ているのを発見急いで友だちや先生に知らせに行きましたその時のことばがそのまま詩のことばでしたね。

渡り鳥未来の風が吹いてくる
大分県大分市立大在小学校六年 松本未緒
遠い北の国から鳥が渡てきます何か未知のものを連れてくるようだ と思たのでしうか 鳥のふるさと北国の風は過去その翼が起こす風は現在そうしてここへは未来の風を連れてくるという発想がすばらしいです。

ずぶぬれになてもにじをわたりたい
群馬県高崎市立城東小学校四年 佐藤友哉
雨あがりなどに太陽と反対側の空にかかるのがにじ 見つけるとうれしくなて渡てみたい足はどこにあるのかと思います作者はさらにずぶぬれになてもと強く願いました ずぶぬれこの発想がすばらしいです。
【入 選】
みやこじま海からみたんだ天の川 東京都江東区立第二亀戸小学校四年 大沢遥斗
一夜だけ町が明るい夏祭り 東京都江戸川区立松江第二中学校三年 山中美空
ひまわりは手を振るように揺れている 兵庫県南あわじ市立志知小学校六年 宮本旺育
堂々と死んで動かぬかぶと虫 大分県大分市立大在小学校六年 太田美結
夕焼けをタチしている鬼ごこ 大分県大分市立大在小学校 六年 梅木琉莉
のどすべる花の香りやラ・フランス 東京都江東区立深川小学校五年 神戸瑛吉
みのむしのすがたになりてねむるよる 神奈川県大磯町立大磯小学校四年 宇野美咲
【佳 作】
終戦日最後に一つかげおくり 東京都八王子市立長房中学校三年 加藤遼
Q生きている?Qもしやまだ飛ぶ?A蝉次第 東京都渋谷教育学園渋谷中学校二年 横田瑛
スイカ食う僕の姿はカバみたい 香川県三豊市立詫間中学校三年 森瑛太
保健室のベドの白さ冬日和 東京都中央区立月島第一小学校五年 前田美波
チューリップ地面に虹が咲いていく 東京都豊島区立池袋本町小学校六年 江藤千夏

飛岡光枝選
【特 選】
ずぶぬれになてもにじをわたりたい
群馬県高崎市立城東小学校四年 佐藤友哉
雨が上がろうとする空にかかる虹 ずぶぬれで虹を見た時のウキウキした気持ちが読む人に伝わります歌詞にもなている虹をわたるという聞きなれたことばがこの句ではしんせんに感じます。

赤とんぼ色んないろでとんでいる
東京都江東区立深川小学校二年 岡見蛍
ふつう赤とんぼは赤いと思いますでも作者は赤は赤でもいろいろな色があることを見つけました夕日に染またあざやかな赤くもりの日のくらい赤それは見る人の気持ちによても変わる色かもしれません。

堂々と死んで動かぬかぶと虫
東京都大分市立大在小学校六年 太田美結
堂々と死んでがりぱですこわいしできたら考えたくないことかもしれない死と作者は真正面から向き合ていますそして動かぬと今のかぶと虫の様子をしかりと描いています。
【入 選】
こうていのつんつんとがるふゆ木のめ 東京都葛飾区立新宿小学校一年 加藤楽翔
公園で前かごにひらり冬落葉 東京都江東区立平久小学校五年 浅野桜
どんぐりがあきをしらせにおちていく 東京都江東区立川南小学校二年 池田凛
しゅくだいをやりたくないよあぶらむし 東京都立立川国際中等教育学校附属小学校二年 陳天一
図書館へ行こうと思て入道雲 東京都新宿区立愛日小学校 六年 栗山佳音
ゆるやかにうきわにのってそらをとぶ 鹿児島県鹿児島市立坂元中学校二年 上園月渚
鬼ごこバラのトゲが刺さりそう 福岡県福岡雙葉中学校三年 渡辺琴葉
【佳 作】
炎天下8月9日長崎に 東京都新宿区立愛日小学校六年 宇崎純平
ぬけがらの数だけ夏の声になる 東京都江東区立第二大島中学校一年 髙井翼冴
夏休み祖父母のねこがおでむかえ 茨城県日立市立助川小学校六年 黒澤七海
赤とんぼ人差し指を通り過ぎ 東京都江東区立越中島小学校六年 山田咲
夏休み頭よくなるペンを持つ 東京都江戸川区立松江第二中学校三年 泉海斗

長谷川櫂選
【特 選】
くわがたがあるいてくるよグラウンド
富山県高岡市立伏木小学校一年ダシルバマテウス
怪獣のように巨大なクワガタムシがここにいるくわがたがあるいてくるよのあといきなりグラウンドといたところがよかた俳句だから描けた世界。

ブランコに身をまかせたら花吹雪
東京都江東区立数矢小学校五年市川愛莉
ブランコをこぎながら花吹雪を浴びているのだが自分も花吹雪になてしまた言葉でしか描けない世界。

さるのかおまかになてあきのかぜ
東京都江東区立第二亀戸小学校一年中島遙希
ニホンザルの真赤な顔あきのかぜがとてもうまいこのあきのかぜは芭蕉のあかあかと日はつれなくも秋の風を思わせる。

【入 選】
キャプファイヤーみんなでつなぐ最後の手 東京都葛飾区立新宿小学校六年 入江奏介
あきの町中央線でかけぬける 東京都杉並区立東田小学校六年 江口華生
飛行機を食べたふりした入道雲 東京都 江東区立第二亀戸小学校六年 小沼侑剛
赤とんぼ人差し指を通り過ぎ 東京都江東区立越中島小学校六年 山田咲
雪だるま外から見つめるぼくの家 東京都足立区立花畑第一小学校五年 青木寿陽
寒いなあ白い言葉で友を待つ 山口県立高森みどり中学校二年 須田青慈
みつばちは菜の花見つけ一直線 群馬県高崎市立城東小学校四年 大澤汐莉
【佳 作】
高跳びで最後の秋を飛びこえる 東京都江東区立東砂小学校六年 城戸秀真
おばあちゃんたけのほうきのあきのあさ 東京都江東区立第六砂町小学校一年 小林悠真
えんぴつにとまらせているせみのから 東京都葛飾区立新宿小学校三年 成田花音
堂々と死んで動かぬかぶと虫 大分県大分市立大在小学校六年 太田美結
サイダーはのどのおくまでさわいでる 高知県土佐市立高岡第一小学校五年 麻岡花蓮

きごさい 第十七号が出ました

きごさいBASE 投稿日:2025年3月23日 作成者: dvx223272025年3月23日

特集 なぜ連体形止め?
詩歌語としての近現代文語 川本千栄
俳句の文語        片山由美子
『キマイラ文語』を読む  趙栄順
擬似文語俳句の成り立ち  腰英樹
連体形止めの例句     高橋真樹子選
*
麗しき島を詠む-「台北俳句会」と台湾の季語について 李哲宇
俳句の魅力-飯田龍太より 井上康明
私を支えた龍太の言葉 長谷川擢
近代メディアがっくった季節行事-初詣、甲子園野球、除夜の鐘 平山昇
連載 加藤楸邨×大岡信 対談⑤ 句集『起伏』について 構成・解説 西川遊歩
*
きごさい十(講座)
中日文化交流における漢俳と俳句      董振華
心ときめく雛祭りの菓子          中山圭子
韓国の四季と生活-ソウル俳句会の俳句から 山口禮子
硯がひらく世界              雨宮弥太郎
*
動物季語の科学的見解 鳥類(秋・冬)   藤吉正明

恋の俳句大賞(2024年後期)大賞はなし

きごさいBASE 投稿日:2025年2月15日 作成者: dvx223272025年2月15日

【大賞】
該当作なし

☆村松二本 選
【特選】 
吾輩は恋猫といふ猫である      安藤亮
騙されてあげると決めた雪の夜    江川ゆみ
湯上りの君に触れれば蜜柑の香    野原めぐみ
【入選】 
さらさらの髪の匂ひや夕端居     千葉文智
こえがしてあなたの匂い昼寝覚    悠雲憂季
恋をしてすこし太つて風光る     綾竹あんどれ
ネクタイを緩める仕草冬紅葉     倉森愛華
着ぶくれて君の気持ちが分からない  深谷健

☆趙栄順 選
【特選】 
不器用な恋つらなって葱の汁     八田昌代
おかはりのビール三杯まだ言へぬ   綾竹あんどれ
湯上りの君に触れれば蜜柑の香    野原めぐみ
片恋を隠し続けるサングラス     折田祐美子
ほっといて涙のわけは大夕焼     江川ゆみ
【入選】 
待ち合わせアイスティーも泣いている 古久保咲良
こちらから別れを告げて火が恋し   えな
一通のメールで終わる恋九月     益田信行

☆長谷川櫂 選
【特選】 
待つことはゆふぐれ色の毛布に似   蓮井理久
はつ恋の気泡さざめくソーダ水    桜鯛みわ
僕は雨君は太陽夏に入る       安藤亮
【入選】 
さらさらの髪の匂ひや夕端居     千葉文智
今彼も元彼もいる夏期講座      折田祐美子
りんどうを肩ポケットにくれし人   山下環
決心はあの日の言葉雪つぶて     藤岡美恵子
風花になりてあなたの窓辺まで    花咲明日香
忘れ得ぬ君とカウチンセーターと   岡山小鞠
編みかけのセーターほどく恋終る   円美々
霰降る時に一緒に居たい君      えな
一通のメールで終わる恋九月     益田信行
前髪を1ミリ切りすぎる夜長     深谷健
着ぶくれて君の気持ちが分からない  深谷健
どの恋も真剣でした秋の風      大塚かずよ

「動物季語の科学的見解(鳥類二回目)」を追加しました

きごさいBASE 投稿日:2024年11月16日 作成者: dvx223272024年11月17日

 東海大学教養学部の藤吉正明先生による「動物季語の科学的見解」の追加です。三回目は秋と冬の鳥類の42季語、

稲雀(いなすずめ)、鶉(うずら)、啄木鳥(きつつき)、鴫(しぎ)、鶺鴒(せきれい)、鷹渡る(たかわたる)、鴇(とき)、入内雀(にゅうないすずめ)、椋鳥(むくどり)、鵙の贄(もずのにえ)、仙入(せんにゅう)、懸巣鳥(かけす)、燕帰る(つばめかえる)、あとり、交喙鳥(いすか)、頭高(かしらだか)、雁(かり)、しめ、田雲雀(たひばり)、鶫(つぐみ)、鶴来る(つるきたる)、鶲(ひたき)、鵯(ひよどり)、鶸(ひわ)、猿子鳥(ましこどり)、連雀(れんじゃく)、海雀(うみすずめ)、鴛鴦(おしどり)、鳰(かいつぶり)、鴨(かも)、鷹(たか)、田鳧(たげり)、千鳥(ちどり)、鶴(つる)、隼(はやぶさ)、梟(ふくろう)、冬鷺(ふゆさぎ)、鷦鷯(みそさざい)、木菟(みみずく)、都鳥(みやこどり)、鷲(わし)、白鳥(はくちょう)

 以上季語の解説が新しくなりました。ぜひ、お読みください。今後は、爬虫類、昆虫、魚類などについての改訂も予定しております。
 なお、今回の改訂にあたって引用及び参考にした文献は以下の通りです。

引用及び参考文献
・叶内拓哉・浜口哲一(二〇〇八)新装版山渓フィールドブックス十五野鳥、山と渓谷社
・小林桂助(一九九六)エコロン自然シリーズ鳥、保育社
・小宮輝之(二〇一〇)増補改訂フィールドベスト図鑑日本の野鳥、学研教育出版
・高野伸二(二〇一五)増補改訂新版フィールドガイド日本の野鳥、日本野鳥の会
・高野伸二(一九九六)山渓カラー名鑑日本の野鳥、山と渓谷社・トキ野生復帰検討会
・戸塚学・箕輪義隆(二〇一二)身近な野鳥観察図鑑、文一総合出版
・中村登流・中村雅彦(一九九五)原色日本野鳥成体図鑑(水鳥編)、保育社
・中村登流・中村雅彦(一九九五)原色日本野鳥成体図鑑(陸鳥編)、保育社
・新潟県トキ保護募金推進委員会
・日本のレッドデータ検索システム
・日本野鳥の会
・松田道生(二〇〇八)日本の野鳥図鑑、ナツメ社
・本山賢司・上田恵介(二〇〇六)鳥類図鑑、東京書籍

2025年最初のきごさい+は1月18日 「一茶に見るわが国の園芸文化」

きごさいBASE 投稿日:2024年11月12日 作成者: dvx223272025年1月22日

さまざまなジャンルから講師をお迎えして季節や文化に関わるお話をお聞きする「きごさい+」
年明けのきごさい+の講師は社叢学、園芸文化史がご専門の賀来宏和さん。
どうぞぜひご参加ください。
講演の後、句会もあります。 選者:賀来宏和(邊庭)、長谷川櫂

日 時 : 2025年1月18日(土) 13:30~16:00 
演 題 : 「一茶に見るわが国の園芸文化~世界最高水準の園芸文化とその庶民性~」
講 師 : 賀来 宏和 (かく・ひろかず)                          

プロフィール:  
1954年福岡県生まれ。「古志」会員。俳号「邊庭」。千葉大学園芸学部及び同大学院修了後、建設省(現国土交通省)に奉職。十三年後に退官、独立して会社設立。建設省時代に、1990年の「花の万博」を担当。会社時代は、2004年の「浜名湖花博」総合プロデューサーなど、花の催事や施設などの企画運営に参画。現在、千葉大学大学院客員教授。NPO法人社叢学会理事、NPO法人日本園芸福祉普及協会理事。専門分野は社叢学、園芸文化史など。千葉県流山市の公の施設「一茶双樹記念館」の管理運営に携わる中で、俳句や一茶の勉強を始め、その成果を昨年『一茶繚乱―俳人 小林一茶と江戸の園芸文化―』として上梓。

講師からのひと言
江戸期のわが国には、当時の地球上における最高水準の園芸文化が花開いておりました。幕末に訪れた外国人はその様子を驚嘆の目で記録しています。その特徴の一つは庶民性ですが、一茶が活躍した江戸後期は、その庶民性が絶頂に達した時代でした。
 生涯二万句といわれる一茶の句のうち、植物を季題とする発句は四千四百句余りあります。一番多い植物は何でしょう?その発句の中には、当時の人々が植物を観賞し、また、育てる様子が見事に描かれています。
 往古から日本人はどのように花や緑を愛でる文化を育てて来たのか、そして一茶の時代、庶民と花や緑はどのように接していたのか、その発句から覗いてみたいと思います。

2025年1月18日(土) 13:30~16:00  (13:15~ Zoom入室開始)
13:30~14:45  講演
14:50~15:20  句会(選句発表)
15:20~16:00  長谷川櫂(きごさい代表)との対談、質疑応答

<申込み案内>
1. 参加申し込み 1/9(木)まで: 

11/16(土) Zoom でHAIKU+、講師は井上康明さん

きごさいBASE 投稿日:2024年10月12日 作成者: dvx223272024年11月12日

「HAIKU+」は、現在ご活躍中の俳人・俳句研究者をお迎えして、「俳句で今何が問題か」という統一テーマで、俳句の未来を考える催しです。
今回の講師は俳人で「郭公」主宰の井上康明(いのうえ・やすあき)さん。
遠方の方も参加しやすいZoomを使ったオンライン講演となります。
Zoomは初めてという方も、パソコン、スマートフォン、タブレットを使用されていれば、比較的簡単に視聴できます。ただし事前に参加申し込みが必要です。詳細は下記の<申込み案内>をご覧ください。

日 時: 2024年11月16日(土) 13:30から

演 題 : 俳句の魅力 ―飯田龍太よりー

講 師:  井上康明(いのうえ・やすあき)

<プロフィール>  
1952年、山梨県韮崎市生まれ。山梨大学卒。俳誌「郭公」主宰。句集に『四方』『峡谷』。著作に『山梨の文学』(共著)など。県立高校教諭を経て山梨県立文学館に勤務。二十代で俳句を始め飯田龍太、廣瀬直人に師事。「雲母」会員、「白露」同人を経て現在に至る。毎日俳壇、山梨日日新聞俳句欄選者。NHK学園俳句倶楽部講師。各種俳句大会選者。俳句に「ふかふかの手袋が持つ通信簿」など。

<講師よりひと言>
  飯田龍太の俳句について、その生涯の作品から特に第一句集から第10句集へ進んでいく様子について話題にしたいと思います。龍太は何を詠んだのか、なぜそれを詠まなければならなかったのか、同時に龍太は散文も多く書いた俳人でした。龍太にとって散文は何だったのか考えてみたいと思います。

2024年11月16日(土)
13:15 Zoom入室開始
13:30~15:00 講演 
15:00~15:45 木下洋子(きごさい編集委員)との対談、質疑応答     

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今夜はご馳走 十二月(最終回):新巻鮭

 どの魚も実に個性豊かだが、鮭は淡水と海水を生き、最後に故郷の川に遡上し、子孫を残して死を迎えるという不思議なエネルギーを抱えている。今や生食が可能となった養殖サーモンは人気の鮨ネタだが、昔から干鮭、塩鮭は、とくに北国の冬の重要な保存食で、この事実は今も変わらない。薄塩で干した新巻は、かつてはお歳暮で人気が高く上等品だった。新巻は、子供心には一見荒々しくも威厳と風格に満ち、高橋由一の油絵「鮭」同様に、その複雑精妙な色と柄に飽かず見入っていたことを思い出す。

新巻となりて星雲まとひけり 越智淳子


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