【子季語】
やなぎざくら
【解説】
バラ科ヤナギザクラ属の落葉低木。明治末に中国より日本に渡り各地に植えられる。高さは三メートルくらい。葉は楕円形で互生し、四月から五月にかけて、枝先の総状花序に五弁の白い花を多数つける。
【科学的見解】
リキュウバイの標準和名は、ウメザキウツギである。ウメザキウツギは、バラ科の落葉低木で、観賞用として明治以降に中国から導入された園芸植物である。別名がいろいろ存在し、関西ではリキュウバイと呼ばれ、その他にもマルバヤナギザクラ、バイカシモツケ等の呼び名がある。ウメザキウツギの花は、初夏に開花し、白色花弁五枚を有する両性花を総状花序につける。(藤吉正明記)