柳の芽(やなぎのめ) 仲春
【子季語】
芽柳、芽ばり柳
【関連季語】
柳、柳絮
【解説】
柳の新芽のこと。柳が芽吹くのは桜の花のころと重なり、その柔らかな緑の芽は古来春の代表的な色どりとして「柳桜」と愛された。新芽の前に花を咲かせるが、目立たない。
【来歴】
『俳諧初学抄』(寛永18年、1641年)に所出。
【例句】
古川にこびて芽を張る柳かな
芭蕉「矢矧堤」
ほつかりと黄ばみ出でたり柳の芽
暁台「暁台句集」
【子季語】
芽柳、芽ばり柳
【関連季語】
柳、柳絮
【解説】
柳の新芽のこと。柳が芽吹くのは桜の花のころと重なり、その柔らかな緑の芽は古来春の代表的な色どりとして「柳桜」と愛された。新芽の前に花を咲かせるが、目立たない。
【来歴】
『俳諧初学抄』(寛永18年、1641年)に所出。
【例句】
古川にこびて芽を張る柳かな
芭蕉「矢矧堤」
ほつかりと黄ばみ出でたり柳の芽
暁台「暁台句集」