灼く(やく) 晩夏
【子季語】
灼岩、日焼岩 熱砂
【解説】
真夏の太陽の直射熱に照りつけられて、熱く灼ける状態をいう。激しい暑さを視覚的に捉えた「炎ゆ」に対して「灼く」には火傷しそうな触覚がある。新興俳句の隆盛に伴う新しい季語。
【例句】
熱沙上力尽きたる河は消ゆ
加藤楸邨「砂漠の鶴」
千軒の瓦の灼くる堅田かな
長谷川櫂「松島」
【子季語】
灼岩、日焼岩 熱砂
【解説】
真夏の太陽の直射熱に照りつけられて、熱く灼ける状態をいう。激しい暑さを視覚的に捉えた「炎ゆ」に対して「灼く」には火傷しそうな触覚がある。新興俳句の隆盛に伴う新しい季語。
【例句】
熱沙上力尽きたる河は消ゆ
加藤楸邨「砂漠の鶴」
千軒の瓦の灼くる堅田かな
長谷川櫂「松島」