朴落葉(ほおおちば、ほほおちば)初冬 季語と歳時記 【子季語】 朴散る 【解説】 冬になり錆び色に枯れて落ちた朴の葉。朴の葉は大きく、その落ち葉も迫力がある。山などで、壊れずにきれいに落ちたものを見かけると、まるでオブジェのようである。踏むと、大きな音が冬の山に響く。 【例句】 朴落葉して洞然と御空かな 川端茅舎「川端茅舎句集」 朴の葉の落ちをり朴の木はいづこ 星野立子「笹目」