麦湯(むぎゆ) 三夏 季語と歳時記 【子季語】 麦茶/冷し麦茶 【解説】 殻付きのままの大麦を炒って煎じた飲料水のこと、冷やして飲むことが多く香ばしい。あっさりしていて安く、庶民的な夏の飲み物である。今では麦茶と称されるのが一般的である。天保の頃から往来に茶店を出し、麦湯を売ることが行われていた。