夏虫(なつむし) 三夏
【子季語】
夏の虫
【解説】
夏によく見られる昆虫の総称。俳句などでは、「飛んで火に入る夏の虫」から火取虫(火蛾)を詠むとき使われることが多い。
【例句】
夏虫も火を守る宇治の網代かな
越人「鵲尾冠」
夏むしや夜学の人の顔をうつ
召波「春泥発句集」
片羽もえて這ひ歩行けり夏の虫
闌更「多湖碑集」
夏虫や寝ねがての灯を悲しうす
佐藤紅緑「花紅柳緑」
【子季語】
夏の虫
【解説】
夏によく見られる昆虫の総称。俳句などでは、「飛んで火に入る夏の虫」から火取虫(火蛾)を詠むとき使われることが多い。
【例句】
夏虫も火を守る宇治の網代かな
越人「鵲尾冠」
夏むしや夜学の人の顔をうつ
召波「春泥発句集」
片羽もえて這ひ歩行けり夏の虫
闌更「多湖碑集」
夏虫や寝ねがての灯を悲しうす
佐藤紅緑「花紅柳緑」