春の露(はるのつゆ) 晩春
【解説】
露は空気中の水蒸気が放射冷却で冷やされて草木に水の玉となって付着するもので、秋の季語とされている。春の露となると冬が過ぎ、それまで寒々と乾燥していた草木がしっとりと潤いをもつさまを思わせる。
【例句】
さぞな袖草には置かぬ春の露
也有「蘿葉集」
すでに春ちる露見えて松の月
一茶「西国紀行」
【解説】
露は空気中の水蒸気が放射冷却で冷やされて草木に水の玉となって付着するもので、秋の季語とされている。春の露となると冬が過ぎ、それまで寒々と乾燥していた草木がしっとりと潤いをもつさまを思わせる。
【例句】
さぞな袖草には置かぬ春の露
也有「蘿葉集」
すでに春ちる露見えて松の月
一茶「西国紀行」