畑焼く(はたやく )初春 季語と歳時記 【子季語】 畦焼く/端やき/やけばた/畦火 【解説】 田畑や畦を焼くこと。畑の作物の枯れ残り、枯草、藁などを焼き払って害虫の卵や幼虫を絶滅させ、その灰が畑の有用な肥料となる。 【例句】 畠焼くや一本の梅に凝る煙 高田蝶衣「青垣山」 畦焼くや蜘蛛走り出し石の上 西山泊雲「泊雲句集」 はしりきて二つの畦火相博てる 加藤楸邨「寒雷」