御薬を供ず(みくすりをくうず) 新年
【子季語】
白散/度嶂散/薬子
【解説】
元日から三日まで、延命長寿を願って天皇に歯固と薬を献じる儀式。はじめに大根・押鮎などの歯固、次に薬を供じる。薬は、一献に屠蘇、二献に神明白散、三献に度嶂散を、いずれも酒に入れて供する。はじめに薬子と呼ばれる少女が飲み、事後には後取の蔵人に授けられた。
【例句】
薬子やしも中かみにふさうこく
正章「山の井」
白散よ酒に交へて生く薬
松瀬青々「妻木」
【子季語】
白散/度嶂散/薬子
【解説】
元日から三日まで、延命長寿を願って天皇に歯固と薬を献じる儀式。はじめに大根・押鮎などの歯固、次に薬を供じる。薬は、一献に屠蘇、二献に神明白散、三献に度嶂散を、いずれも酒に入れて供する。はじめに薬子と呼ばれる少女が飲み、事後には後取の蔵人に授けられた。
【例句】
薬子やしも中かみにふさうこく
正章「山の井」
白散よ酒に交へて生く薬
松瀬青々「妻木」