若菜を供ず(わかなをくうず) 新年
【子季語】
若菜節会
【解説】
正月七日の人日に、野に摘んだ七種の若菜を羹に調じ、内蔵寮・内膳司から天皇に奉る儀。若菜の羹は春の精気に満ち、これを食することは、万病を封じ邪気を避けるしるしとされていた。なお、初子の日の宴にも若菜羮を供する儀式があったが、こちらの若菜は七種と限らなかった。
【例句】
さむき方に立ちて若菜の御供かな
大江丸「俳懺悔」
【子季語】
若菜節会
【解説】
正月七日の人日に、野に摘んだ七種の若菜を羹に調じ、内蔵寮・内膳司から天皇に奉る儀。若菜の羹は春の精気に満ち、これを食することは、万病を封じ邪気を避けるしるしとされていた。なお、初子の日の宴にも若菜羮を供する儀式があったが、こちらの若菜は七種と限らなかった。
【例句】
さむき方に立ちて若菜の御供かな
大江丸「俳懺悔」