オリーブの花(おりーぶのはな) 仲夏
【解説】
モクセイ科の常緑樹。地中海地方の原産で、日本では小豆島などで栽培されている。五月から七月にかけて、葉腋から総状の円錐花序を出し、芳香のある白い小花を咲かせる。その後青い実を結ぶ。
【科学的見解】
オリーブは、モクセイ科の常緑木で、食用油を取るための栽培や鑑賞目的として公園等に植栽されている。食用油として活用されている植物は、主に種子に含まれている油が利用されるが、オリーブの場合は種子周りの果肉からオリーブオイルが集められる。花は黄白色の小花で、葉腋に円錐花序を形成する。(藤吉正明記)