麦踏(むぎふみ) 初春
【子季語】
麦を踏む
【解説】
麦の芽が伸びすぎるのを押さえて株立ちを促したり、霜で根が浮きあがるのを防いで根張りをよくするため、麦の芽や根を踏むこと。山々に雪が残り、早春の冷たい風が吹く中、青く伸びた麦を丁寧に足で踏みつけていく姿は、のどかでありながらも根気のいる農作業。
【例句】
麦踏に足の湯とるや三日の月
西山泊雲「泊雲句集」
【子季語】
麦を踏む
【解説】
麦の芽が伸びすぎるのを押さえて株立ちを促したり、霜で根が浮きあがるのを防いで根張りをよくするため、麦の芽や根を踏むこと。山々に雪が残り、早春の冷たい風が吹く中、青く伸びた麦を丁寧に足で踏みつけていく姿は、のどかでありながらも根気のいる農作業。
【例句】
麦踏に足の湯とるや三日の月
西山泊雲「泊雲句集」