年内立春(ねんないりっしゅん) 晩冬
【子季語】
年の内の春/年の春/冬の春/除日立春
【解説】
年が明けないうちに立春を迎えること。太陽暦では、二月四日頃が立春にあたるが、旧暦では正月の前後に立春を迎えたことによる。
【例句】
春や来し年や行きけん小晦日
芭蕉「千宜理記」
十五日春やのしこむ年の暮
丈草「丈草発句集」
年の内に春は来にけりいらぬ世話
一茶「七番日記」
年の内へ踏み込む春の日足かな
季吟「山の井」
去年に似てどこやら霞む年の内
鬼貫「七車」
【子季語】
年の内の春/年の春/冬の春/除日立春
【解説】
年が明けないうちに立春を迎えること。太陽暦では、二月四日頃が立春にあたるが、旧暦では正月の前後に立春を迎えたことによる。
【例句】
春や来し年や行きけん小晦日
芭蕉「千宜理記」
十五日春やのしこむ年の暮
丈草「丈草発句集」
年の内に春は来にけりいらぬ世話
一茶「七番日記」
年の内へ踏み込む春の日足かな
季吟「山の井」
去年に似てどこやら霞む年の内
鬼貫「七車」