榧の実(かやのみ) 晩秋
【子季語】
新榧
【解説】
イチイ科の針葉樹で、高さ三十メートルにもなる。四月頃開花し、雌株に二、三センチの楕円形の実がつく。十月に緑色の外皮が紫褐色となり、裂けて種子が落ちる。独特の芳香があり、炒って食べる。
【例句】
榧の実に富あらそふや八荘
悠哉「新類題発句集」
榧の木に榧の実のつくさびしさよ
北原白秋「竹林清興」
【子季語】
新榧
【解説】
イチイ科の針葉樹で、高さ三十メートルにもなる。四月頃開花し、雌株に二、三センチの楕円形の実がつく。十月に緑色の外皮が紫褐色となり、裂けて種子が落ちる。独特の芳香があり、炒って食べる。
【例句】
榧の実に富あらそふや八荘
悠哉「新類題発句集」
榧の木に榧の実のつくさびしさよ
北原白秋「竹林清興」