緋鯉(ひごい/ひごひ) 三夏 季語と歳時記 【子季語】 斑鯉/錦鯉 【解説】 観賞用として飼われている鯉の一種。野生の鯉からの変種であるが、一般的には燈赤色のものをいう。赤や紅白の斑入り、金色や三色の錦鯉など種類はさまざま。新潟産の錦鯉は国内外で珍重される。 【例句】 睡蓮に鰓押しつけし緋鯉かな 原石鼎「原石鼎全句集」 日くるれば日ぐれ神守る緋鯉かな 原石鼎「原石鼎全句集」 大緋鯉真似従く群をいやがりぬ 原石鼎「原石鼎全句集」 白日にたまむしとべる緋鯉かな 原石鼎「原石鼎全句集」 雲影に消えては見ゆる緋鯉かな 原石鼎「原石鼎全句集」