霰酒(あられざけ) 三冬
【子季語】
霙酒/霜酒
【解説】
奈良の名産で、猿沢の池に浮かんだ霰を見て発案されたとも言われている。何度か焼酎につけては乾燥させた霰を、味醂に入れて密封し、成熟させたもの。単に霰を酒に浮かべただけのものもある。
【例句】
夜光る玉もしかめやあられざけ
季吟「玉海集」
底なしや玉にもぬけるあられ酒
惟中「俳諧三部抄」
句撰やみぞれ降る夜のみぞれ酒
丈草「渡鳥集」
【子季語】
霙酒/霜酒
【解説】
奈良の名産で、猿沢の池に浮かんだ霰を見て発案されたとも言われている。何度か焼酎につけては乾燥させた霰を、味醂に入れて密封し、成熟させたもの。単に霰を酒に浮かべただけのものもある。
【例句】
夜光る玉もしかめやあられざけ
季吟「玉海集」
底なしや玉にもぬけるあられ酒
惟中「俳諧三部抄」
句撰やみぞれ降る夜のみぞれ酒
丈草「渡鳥集」