千日草(せんにちそう/せんにちさう) 晩夏
【子季語】
千日紅
【解説】
ヒユ科センニチコウ属の一年草。熱帯アメリカ原産で庭や公園に植えられる。草丈は四十センチくらい。六月から十月にかけて、茎の先端に苞といわれるぽんぽん状の赤い花をつける。花径は二センチくらい。花期が長いのでこの名がある。
【科学的見解】
センニチソウの標準和名は、センニチコウである。本種は、ヒユ科の一年草で、鑑賞目的として花壇や庭先などで栽培されている。葉は対生し、長楕円形および倒卵状長楕円形をしている。花は、小花が集まった球状の頭状花序をつける。(藤吉正明記)