穴一(あないち)新年
【子季語】
穴一銭/穴市
【解説】
地上に円形の小穴をうがち、その手前に線を引いて、そこに立って銭を穴に投げ入れる。穴に入ったら勝ちとしてその銭を取り戻す。もし穴の外に落ちたらそのままにしておく。次のものが銭を投げ入れて打ち当てたら勝ちとしてそれをもとる。文化三年(一八〇六年)に賭け事として禁止されてからは、ムクロジ・ぜぜ貝・小石・めんこで遊んだ。
【例句】
穴一の筋引きすてつ梅が下
太祇「太祇句選後篇」
【子季語】
穴一銭/穴市
【解説】
地上に円形の小穴をうがち、その手前に線を引いて、そこに立って銭を穴に投げ入れる。穴に入ったら勝ちとしてその銭を取り戻す。もし穴の外に落ちたらそのままにしておく。次のものが銭を投げ入れて打ち当てたら勝ちとしてそれをもとる。文化三年(一八〇六年)に賭け事として禁止されてからは、ムクロジ・ぜぜ貝・小石・めんこで遊んだ。
【例句】
穴一の筋引きすてつ梅が下
太祇「太祇句選後篇」