雪折(ゆきおれ、ゆきをれ)晩冬 季語と歳時記 【解説】 降り積もった雪の重みで、木々の幹や枝が折れてしまうこと。雪の消えたあと大きく傷口をさらす木をみつけ、雪の凄さを思い知らされる。特に冬でも葉を落さない木は折れやすい。 【例句】 雪折れも聞こえてくらき夜なるかな 蕪村「題苑集」 雪折や生きるつもりといはれしに 長谷川櫂「虚空」