斑猫(はんみょう、はんめう)三夏 季語と歳時記 【子季語】 道をしへ、みちしるべ 【解説】 体長二センチくらいの美しい甲虫。昆虫を捕食する。飛ぶ仕草が道案内をするように見えることから道おしえという。 【例句】 道をしへ一筋道の迷ひなく 杉田久女「杉田久女句集」 斑猫や松美しく京の終 石橋秀野「桜濃く」 つんつんと遠ざかりけりみちをしえ 星野立子「立子句集」