初夏(しょか) 初夏
【子季語】
夏始、首夏、孟夏
【解説】
陽暦なら五月、陰暦なら卯月のころを指す。空はからりと晴れ渡り、暑さもまだそれほど強くはない。まことにすがすがしい気候のころで、大型連休を利用して行楽客が山や海へ繰り出す。
【例句】
暫時は滝に籠るや夏の初
芭蕉「おくのほそ道」
初夏や棕櫚の葉ひらく影づくり
大須賀乙字「乙字句集」
初夏や蝶に眼やれば近き山
原石鼎「花影」
初夏や瞳海にとぶ蝶一つ
原石鼎「ホトトギス雑詠選集」
【子季語】
夏始、首夏、孟夏
【解説】
陽暦なら五月、陰暦なら卯月のころを指す。空はからりと晴れ渡り、暑さもまだそれほど強くはない。まことにすがすがしい気候のころで、大型連休を利用して行楽客が山や海へ繰り出す。
【例句】
暫時は滝に籠るや夏の初
芭蕉「おくのほそ道」
初夏や棕櫚の葉ひらく影づくり
大須賀乙字「乙字句集」
初夏や蝶に眼やれば近き山
原石鼎「花影」
初夏や瞳海にとぶ蝶一つ
原石鼎「ホトトギス雑詠選集」