皸(あかぎれ)晩冬
【子季語】
あかがり、皸薬
【解説】
寒さにより血行が悪くなった手足に乾燥が加わり、皮膚の表面に亀裂が生じ裂けた状態。血が出ることもある。
【例句】
皸やほそ谷川は石高み
才麿「後しゐの葉」
あかがりをいざ灸せばや苅干火
惟然「猿舞師」
皸をかくして母の夜伽かな
一茶「文政版句集」
大いなる皸の手の尊しや
長谷川櫂「初雁」
【子季語】
あかがり、皸薬
【解説】
寒さにより血行が悪くなった手足に乾燥が加わり、皮膚の表面に亀裂が生じ裂けた状態。血が出ることもある。
【例句】
皸やほそ谷川は石高み
才麿「後しゐの葉」
あかがりをいざ灸せばや苅干火
惟然「猿舞師」
皸をかくして母の夜伽かな
一茶「文政版句集」
大いなる皸の手の尊しや
長谷川櫂「初雁」