青饅(あおぬた、あをぬた)三春 季語と歳時記 【解説】 あさつき、辛子菜、分葱などを茹でて、蛸や貝などと一緒に酢味噌であえたもの。青味がまさったぬたが、名称の由来。この青さに春の喜びを感じる。 【例句】 月うるむ青饅これを忘るまじ 石田波郷「雨覆」