施餓鬼(せがき)初秋 季語と歳時記 【子季語】 施餓鬼会、水陸会、施餓鬼寺、施餓鬼壇、施餓鬼棚、施餓鬼幡、施餓鬼舟、川施餓鬼、海施餓鬼、舟施餓鬼、浜施餓鬼、施食会 【解説】 盂蘭盆会、またはその前後に諸寺院で有縁無縁の霊を弔い、供養すること。宗派によってその儀式は様々。多くは施餓鬼棚を設け、供物を供える。 【例句】 残る蚊の痩せてあはれや施餓鬼棚 正岡子規「季語別子規俳句集」 海上の大夕焼けや施餓鬼船 村上鬼城「定本鬼城句集」 蜩や山の施餓鬼の日盛に 北原白秋「竹林清興」