籠枕(かごまくら)三夏 季語と歳時記 【子季語】 籐枕 【解説】 籐や竹を編んで作った枕。中を風が通うため涼しく、昼寝などに利用される。 【例句】 月影の洩れて涼しや籠枕 利会「類題発句集」 するすると涙走りぬ籠枕 松本たかし「石魂」 雨やむを待ちて仮寝の籠枕 鈴木花蓑「鈴木花蓑句集」 老杜甫は髪すり切れし籠枕 長谷川櫂「果実」