【子季語】
しぶくさ/野大黄/羊蹄根/羊蹄根大根
【解説】
タデ科の多年草。丈は六〇センチメートル前後。湿地や水辺に咲く。茎の上部から枝分かれして先に花を付ける。花は小さく淡緑色。若芽にぬめりがあり食用にもなる。陸じゅんさいともいう。
【科学的見解】
ギシギシは、タデ科の多年草で、日本各地の山野や都市部の荒れ地等に生育する。近縁種が多数存在し、外来のアレチギシギシやナガバギシギシ、在来のエゾノギシギシやコガネギシギシ等が知られている。花は夏に開花し、種により小花を輪生、総状、または円錐花序につける。(藤吉正明記)