比良八荒(ひらはっこう/ひらはつくわう) 仲春 季語と歳時記 【子季語】 八講の荒れ 【解説】 昔、近江比良大明神で比叡山の衆徒が法華八講を修した比良八講の行われる陰暦二月二十四日の頃、寒気が戻り比良山地から吹き下ろす冷たい強風。八講の荒が比良八荒という言葉になった。