山葵漬(わさびづけ) 仲春 季語と歳時記 【解説】 山葵の葉や茎を刻み、塩で揉んであくを流し摩り下ろした根とともに酒粕と混ぜる。清冽な味わいがいのち。日持ちさせるには山葵を一度塩漬けしてから酒かすに漬ける。 【例句】 葉も茎も花も刻みて山葵漬 長谷川櫂「虚空」