若狭のお水送り(わかさのおみずおくり/わかさのおみづおくり) 仲春
【子季語】
送水会/お水送り
【解説】
三月二日、福井県小浜市神宮寺の神仏習合の行事。若狭、遠敷川上流の鵜の瀬から、送水の祭文を誦し香水を川に注ぐ。これが奈良東大寺二月堂の若狭井に届くと、古来より言い伝えられてきた。 東大寺修二会(お水取)に汲まれる水である。
【例句】
雪汁か若狭の水のつめたさよ
玄梅「類題集」
梅が香に若狭の水の勢ひかな
月洞「基便下」
若狭の水呼ぶ声ききに二月堂
松瀬青々「松苗」
【子季語】
送水会/お水送り
【解説】
三月二日、福井県小浜市神宮寺の神仏習合の行事。若狭、遠敷川上流の鵜の瀬から、送水の祭文を誦し香水を川に注ぐ。これが奈良東大寺二月堂の若狭井に届くと、古来より言い伝えられてきた。 東大寺修二会(お水取)に汲まれる水である。
【例句】
雪汁か若狭の水のつめたさよ
玄梅「類題集」
梅が香に若狭の水の勢ひかな
月洞「基便下」
若狭の水呼ぶ声ききに二月堂
松瀬青々「松苗」